がん保険

生命保険には、医療保険、定期保険、終身保険、養老保険、などがあります。貯蓄のため、将来大切な人に残したいため、病気やけがに備えてといった目的に合わせて選びます。がん保険は、医療保険の一種とされていて、がんになった場合に適用される保険です。どのように備え、どのように選んだら良いのでしょうか。

なぜがん保険が必要なのか?

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がん保険の存在

がん保険に入ろうと思う方なら、きっと生命保険や医療保険も考えたり、備えていることと思います。入った保険をずっと大事にしていると、利率が良かったり、掛け金が安いという利点があります。しかし、その時代に合わせてお金の価値も変わってきます。当時はこの位で良い、と思っていたものが、今になるとこれがあったら良かったな、これが足りないな、と思うことが出てきます。そのために、保険の見直しをします。保障を下げる代わりに入院3泊4日からだったものを1泊2日や日帰り入院から適用させる、というのはこういうことです。また、日本では3人に1人ががんで亡くなります。がんになった場合の入院日数は長くなることがあり、治療費が高くなります。そのため、がん保険が必要になります。特に今まで、身内にがんにかかっている人が多いと、がん家系だから、とがん保険を考える人が多いようです。

がんになると、どのくらいの金額がかかるのか?

【胃がんの場合】

手術をして、30日入院したとします。初診料、入院基本料、手術料、麻酔料、検査量などがかかり、約170万円かかります。そのうちの3割を負担します。 170万円×0.3=51万円を負担しなければなりません。これが2ヶ月入院になると倍額になります。 入院日数は、年齢が上がるごとに長くなる傾向にあり、35歳〜64歳を例にすると、胃がんが38.7日、大腸がんが31.2日、肝臓がんが34.2日となっています。世帯主が長期入院しても、医療費だけでなく生活費も貯蓄で補える場合はがん保険は必要ないとも言えます。

がん保険の選び方

Choice

がん保険の特徴

【一時金】

がんと診断された時点でまとまったお金が給付されるため、早い段階で自由な治療を受けることができます。

【入院給付金】

がんの場合、一度入院して再入院ということも考えられます。そうしたときに、何回も入院した日数分だけ給付金が受け取れます。長期入院にも安心です。1日あたり1万円から3万円のタイプが多いです。(1万5千円を2本入る、という人もいます。入院給付金重視の人のようです)

【給付タイプ】

これまでは、定額を保障されていました。2001年から、かかった分の全てをまかなってくれる実費負担タイプが登場しました。

【待機期間】

がん保険の場合、申し込みをしてから3ヶ月の待機期間があります。その期間にがんと診断されると無効になります。そのため、申し込みをしてから3ヶ月経ってからが適用期間となります。

【特約など】

通院給付金、診断給付金、在宅療養給付金などがあります。通院給付金は1.000円くらいから3.000円くらいあり、タクシーで通院する場合などにあてることができます。最近は良性腫瘍も保障してくれる保険が出てきました。女性疾病特約や万が一の保障を増額するといった特約もあります。

【本人型、家族型】

本人に配偶者や子供などをつけることができるものを家族型といいます。家族型は、配偶者や子供など、家族の分が安い面があります。しかし、1度誰かががんと診断され、何か給付金を受け取り、次の人には適用されないということもあるため、一般的には家族型より1人1本が良いと言われています。

がん保険商品の比較

【アメリカンファミリー「新健康応援団MAX」】

終身タイプのみ。満3歳から80歳まで入れます。21世紀がん保険に特約MAXを付加したものです。日帰り入院も保障しています。

【アリコジャパン「ザ・ガン保険」】

定期タイプのみ。入院給付金、診断給付金を選べます。満18歳から70歳まで入れます。

東京海上日動あんしん生命「がん保険」

定期タイプのみ。入院給付金、診断給付金の種類が豊富です。満20歳から70歳まで入れます。長期入院に強い商品です。

選ぶ際にチェックするポイント

【解約返戻金】

解約返戻金があるタイプは、掛け金が若干高くなります。貯蓄性があるわけではないので、あくまで保険としてかけるため、解約返戻金はいらない、という場合もあります。

【保障する期間】

終身型と定期型があります。基本的には終身型が良いでしょう。

【払い方】

多くの場合は、毎月一定の保険料を支払います。しかし、定年を迎えた人の事を考えて、60歳や65歳で払い終わるタイプもあります。毎月の保険料は高くなりますが、定年を迎えて保険料を払いたくないという人には、この短期払いが向いているでしょう。

注意すること

注意をしなければならないのは、どこからどこまでを保障してもらえるのか?ということです。特約などで、何回も受け取れるものや、1回きりのものもあります。上皮内がんや皮膚がんなどが保障されるかどうかでトラブルになる例もあります。また、告知を正しく行わなかったために支払われない場合もあります。がん保険は審査のないものが多く、保険料が他に比べて安いため、安いからといって気軽に入って、がんではなく交通事故にあった、必要な保障が足りなかった、ということもあります。資料をよく見て、入る目的を考えて検討してみましょう。

保険をかけるタイミング

Timing

がん保険は誰のため?

保険は、入りたいと思ったときが入るタイミングです。普段はなかなか考えられないことかもしれません。知り合いが入院した、結婚したからなど、何かきっかけがあって考えるようになる人もいます。保険料は入ったときの年齢で決まるため、年齢が上がるごとに保険料が高くなります。お金がない人のための保険と言われていますが、保険料を払うお金だってもったいないというのも解ります。大事にしていた保険が10年20年経ってあまり価値のないものになっていることもあります。既に入っている保険のことも考え、懐具合と相談して、安くても続けていけるものに入るのが良いと思います。がん保険に入ることによって誰が守られるのか?自分自身か?家族か?と言ったことも考えると良いでしょう。

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